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前回と前々回の記事では、CBの理論についての概要と、
ボードテクスチャからフォールドエクイティを考えるいくつかのアドバイスを述べました。
今回の記事では、いくつかの状況、ハンド、相手の傾向などの例を題材に、
CBについてさらに理解を深めましょう。
それぞれの例では、ボードや相手のレンジを元にヒーローのハンドの強さやフォールドエクイティを
見積もり、CBを打つ理由と打たない理由を述べたいと思います。

そして各状況毎に私のプランを明確にし(+EVポーカーをするにはプランニングがとても重要です)、
CBを打つ選択をした場合には、ベットサイズについても触れたいと思います。

ベットサイズは「小さい」(ハーフポット)ものから、「大きい」(ポットサイズ)ものまでが
選択肢に入ります。このシリーズのpart10(未訳、スターズの設定の記事)で、
ベットサイズのボタンの設定について触れましたが、それが今も私の使っている
CB時のベットサイズの基本です(55%/68%/88%)。
私は今から説明する解説やプランニングが完璧なものとは言いません。しかし、
一般的に「スタンダード」と言われるABCプレイに近いものだと思います。
それについて意見がありましたら、PokerSchoolOnlineのフォーラムに書き込んでくれれば幸いです。


ここでは状況を幾つかに分けたいと思います。

1.バリューCB
2.セミブラフCB
3.デッドマネー取得CB
4.スキップCB(CBを打たない)


1.バリューCB

プリフロップ AhKd
ak
ヒーローはUTGでハンドはAhkd。
ボタンのアンノウンがコールし、BBのセミルースパッシブプレイヤーもコールした。

フロップ Kc9s7c
k97

ヒーローのハンドの強さ

2トーンボードのTPTKで、フロップストレートの可能性はないボード。
負けているハンドのコンボ数は少ない。

フロップテクスチャ

ウェットでもドライでもないという感じ。
2枚のミドルカードとフラッシュドローはあるが、OESDになるのはT8と86だけ。
JTはダブルベリーバスター。また、色々なハンド(QJなど)がガットショットドローになる。
しかしセミルースパッシブプレイヤーでも、ガットショットのみではフロップは降りるだろう。

フォールドエクイティ

かなり高い。Kは下ペアにとってはスケアカードだし、EPからのオープンなので、相手は
こちらのレンジにAKがあるのはわかっているだろう。
それでもフラッシュドローはコールするだろうし、弱いKや、A9sのようなハンドもコールするだろう。
またBBはコーリングステーション気味なので、ちょっとでもボードに絡んでいたり、
アンダーペアですら1発はコールする可能性もある。

プラン

バリューCBを打つ。負けているハンドにコールしてもらえるし、クラブが落ちなければ
安全にさらなるバレルも打てるだろう。もしBBのSLPプレイヤーにc/rされた場合は、
基本的にはフォールドしたほうが良い。アグレッシブでないプレイヤーなので、レイズする場合
TKTPよりも強いハンドを持っている可能性が高いからだ。

ベットサイズ

中程度。フロップが若干ウェットなので、バリューターゲットは弱いメイドハンドや
フラッシュドローとなる。もしヘッズアップなら、小さいベットでも良いが、
マルチウェイではアクションが起きやすいので、少し大きめのベットを打つべきだろう。


プリフロップ JsJc
JJ
ルースパッシブなコーリングステーションがUTG+1からリンプ。
ヒーローはHJでアイソレートレイズをした。他のプレイヤーはフォールドし、
リンパーはコールし、フロップはチェックした。

フロップ Jh9d7d
j97

ヒーローのハンドの強さ

セットはセカンドナッツである。
フロップストレートになるT8以外には負けていない。

フロップテクスチャ

フロップストレートがある、ウェットなボードである。
フラッシュドローや、ミドルカードがペアやドローになる。

フォールドエクイティ

低い。多くのハンドがボードと絡み、更に相手はコーリングステーションである。

プラン


スロープレイは厳禁。コーリングステーションをバリュータウンへ連れて行こう。

ベットサイズ

大きく。ここではポットサイズのベットが適切である。
もし相手がコールした場合、ほとんどのターンカードでもう1発大きく打つ。
リバーでのバリューショブもプランに入れる。


2.セミブラフCB

プリフロップ KdJd
KJ
ヒーローはCOでハンドはKdJd。オープンし、ニットなセットマイナーのSBがコールし、
それ以外のプレイヤーはフォールド。

フロップ AdTd5c
AT5

ヒーローのハンドの強さ

ヒーローのハンドはKハイである。しかし強いコンボドローができており、
相手が99のようなハンドを持っているならKやJもアウツになるかもしれない。

フロップテクスチャ

ヒーローのハンドには強くコネクトしているが、フロップ自体はかなりドライな方である。
OESDができないボードで、Axsがナッツフラッシュドローにもなっていない。

CBを打つ理由

ヘッズアップであり、相手はポジションがあるヒーローへチェックしてきた。
相手はニットで、ちゃんとフォールドもできる。Kハイ自体はショウダウンバリューがないが、
モンスタードローは相手のペアに対してフェイバリッドですらある。
そしてフロップにAがあるので、PFRのレンジにコネクトしており、アンダーペア等にはスケアである。
良いドローも相手に少なく、フォールドエクイティは高い。

CBを打たない理由

なし。

プラン

セミブラフとしてCBを打ち、レイズされた場合もオールインを返す。
相手がバリューレイズできるハンドはTT、55のセットと、ATs,A5s等のツーペア
程度であるが、デッドマネーを含めればスタックオフできる程度のエクイティはある。
もし相手がCBにコールした場合、ほとんどのターンカードでもバレルを打つ。
(もしストレートやフラッシュができたらバリューベットが打てるし、ブランクでも
相手のポケットペアを降ろすことができる。そして相手がトップペアであったとしても、
こちらにはアウツがある。)

ベットサイズ

中程度。小さいベットでは相手のペアを降ろすフォールドエクイティがない。
また、ナッツを作って相手のセットやツーペアをスタックするためにもポットを
大きくしていく効果もある。


3. ブラフCB or デッドマネー取得CB(dead money grab,DMG)

プリフロップ 4c4s
44
ヒーローはCOから4c4sでオープン。
アンノウンのBUがコールし、TAGのBBもコールした。
フロップはヒーローまでチェックで回った。

フロップ Kh8c5d
k85

ヒーローのハンドの強さ


アンダーペアはとても弱いハンドで、2アウツしかないためにSDVもない。
基本的にはエアハンドと扱う。

フロップテクスチャ

ドライボード。レインボーで、OESDも76でしか作れない。

CBを打つ理由

ドライフロップであり、ボードに絡む相手のハンドが少ない。
ヒーローはトップペアをリプリゼントできる。

CBを打たない理由

マルチウェイポットである。
また、2人相手にブラフをすることになり、どちらかの相手がフロートするかもしれず、
そうなった場合アンダーペアでは降りるしかない。

プラン


このスポットではCB成功率はあまり高くない。
しかし計算上はやってみる価値はある。ただし基本的にはターンでセットにならない限りは
一発打って諦めになる。レイズされた場合はスナップフォールド。

ベットサイズ

小さく。55%ポットで十分だろう。ここでショウダウンまで行ったり、ビッグポットを
勝ち取ることは考えない。ベットで2人を降ろせるチャンスがほしいことは確か。
コールされた場合、負けているか、相手にアウツがある。
ターンでダブルバレルを打てるようなカードは殆ど無いし、勝っているか負けているかもわからない。
負けているなら損失を最小限にしたいということもあり、小さいベットが適切だろう。


プリフロップ 6h5h
65
ヒーローは6h5hでBUからオープン。TAGのBBがコール。

フロップ
 Th4c2s
T4s

ヒーローのハンドの強さ

かなり弱い。6ハイで、一応ガットショットとバックドアフラッシュドローはあるが、
それを引けなければ明らかにSDVはない。

フロップテクスチャ

かなりのラグボード。このボードに絡むハンドはほとんどないし、スケアなカードもない。
TAGのBBはポケットペアヘビーなのでこういうボードは歓迎だろう。
PFRのレンジにはTT以外はヒットしていない。

フォールドエクイティ

相手がペアを持っていた場合は殆ど降りないだろうが、2ブロードウェイは降ろせる。

CBを打つ理由

ヘッズアップでポジションがあり、相手は適切にフォールドできるプレイヤー。
相手が2ブロードウェイならフロップはミスしている。

CBを打たない理由

ベットしてもリプリゼントできるハンドが殆ど無い。AK等が完全にすべっている。

プラン

フロップでスタブを打つが、相手がペアであればコールされるだろう。
ターンにスケアが落ちれば2発目を打ってもいい。もちろんガットショットを引ければ
バリューベットを打つ。
フロップでレイズされれば当然フォールドである。相手がこのスポットをチェックレイズブラフが
成功率が高いと判断したのであれば、それは正しい判断だろう。
その場合でもいずれにせよ彼は6ハイよりは強いハンドだろうし、ポットは彼のものだろう。

ベットサイズ

小さく。もしターンでドローが完成したら、ペアやセットから取るために大きくベットして良い。
相手がこちらのハンドを65とは読みづらいだろう。


プリフロップ AcKh
AKo
LAGのCOがオープンレイズ。ヒーローはBBから3ベットし、コールされた。

フロップ Qc8h4c
q84

ヒーローのハンドの強さ

3ベットポットでの2オーバーは大して強くはない。
タイトな相手ならIPで3ベットにコールした場合ポケットペアを持っていることが多いが、
LAGであればスーテッドブロードウェイもかなり多いだろう。

フロップテクスチャ

かなりドライなボードであり、OESDなども存在しない。
そしてヒーローがAcをブロックしているので、相手にナッツフラッシュドローもない。
(もし相手のレンジがペアとスーテッドブロードウェイだけであれば、フラッシュドローはKcJcかKcTcのみである)

フォールドエクイティ

そこそこある。我々の3ベットはQQ+をリプリゼントできる。
相手はトップペア以下ならコールすることは難しいだろう。
そしてコールできるような強いドローも相手にはない。

CBを打つ理由

相手がフォールドする確率が高い。なぜなら3ベットポットでフロップをコールすれば
相手はコミットに近づいてしまい、相手はアンダーペアやナッツでないドローでは
そうしたくはないだろう。
そしてコールされてもヒーローはターンでA,K,ナッツフラッシュドローを拾うことができる。

CBを打たない理由

我々にはポジションがない。そしてAハイでポットをふくらませてしまうことになり、
メイドハンドになるアウツは6枚しかない。

プラン

3ベットポットでは基本的には高い頻度でCBを打つべきです。
何故ならデッドマネーがとても大きいからであり、チェックはかなり弱いアクションで、
IPの相手にエニハンでポットをスチールするチャンスを与えてしまいます。
だから、ほとんどのボードでCBを打つことになります。
フォールドエクイティがあり、6枚とはいえアウツもあるので、ベットは+EVでしょう。
もしコールされた場合には負けている可能性が高く、ターンでラグが落ちればx/fとなるでしょう。

ベットサイズ

3ベットポットのスタンダードなCBサイズは、ハンドのエクイティにかかわらずハーフポットです。
3ベットポットではSPRが低いので、相手がコールした時点でポットコミットに近くなります。
相手はトップペア以下ではそうしたくないでしょうし、降りることも多いでしょう。
なお、3ベットポットはシングルレイズドポットとはかなり扱い方が異なるため、今後、
3ベットポットについては単独で記事を書くことも考えています。


4. スキップCB

プリフロップ QhTh
qhth
コーリングステーションのCOがリンプイン。
ヒーローはSBからレイズし、アンノウンのBBがコール。COもコールした。

フロップ Jh6c6s
j66

ヒーローのハンドの強さ

ペアボードで、ヒーローのハンドはQハイのみです。
オーバーカードとバックドアドローではありますが、マルチウェイでは弱いものです。

フロップテクスチャ

かなりドライで、ドローもなく、相手のペアとオーバーカードが怖いくらいです。

CBを打つ理由

ハンドにほとんどSDVがなく、アウツやハンドが進むカードも少ないので、
我々がポットで勝ち取るとすればベットで相手をおろした時だけでしょう。
そしてこのボードは相手がヒットしてる可能性が低いものです。

CBを打たない理由


我々のプリフロップでもアイソレートレイズは失敗し、結局のところ
マルチウェイで一番悪いボジションです。しかもCOはコーリングステーションです。
このボードですらフォールドエクイティは低いと見てよく、Aハイにもコールされるかもしれません。
そしてマルチウェイであるために、ベットに必要な金額もヘッズアップより大きいです。
リスクが高く、リワードが少ないシナリオでしょう。

プラン

ここでCBを打つ必要はないでしょう。チェックフォールドします。
運が良ければ、チェックで周り、ターンでドローなどを拾えばディレイCBを打てるでしょう。
また、チェックで周ったっということは相手もハンドがない可能性が高く、ベットして
みなし子ポットを取りに行ってもいいかもしれません。


プリフロップ KhKd
kk
セミルースパッシブのMP1がリンプし、ヒーローはBUでレイズ。
ニットのSBがコールし、MP1もコールした。

フロップ Ac7h2d
A72

ヒーローのハンドの強さ

ありがちな状況ですが、「吸い寄せられるように」Aが落ちてしまい、
プリフロップのモンスターハンドが、フロップでは平凡な手になってしまいました。
KKはこのフロップでは、トップペアに負けてしまう中では一番強いハンドです。
2アウツしか無いフロップのセカンドペアでは、大きいポットをプレイしたくはありません。
しかしSDVはある程度あるハンドなので、できる限り安くショウダウンに行きたいし、
もしかしたら負けているハンドからバリューが取れるかもしれません。

フロップテクスチャ

超ドライなフロップです。54などのクズハンドのガットショットなどを除けばドローは存在しません。

フォールドエクイティ

かなり高いでしょう。ドライボードで、Aがスケアカードになっています。

CBを打つ理由/打たない理由


我々はIPで、ある程度のフォールドエクイティがあります。
しかし、SDVがあるハンドでもあります。我々がベストハンドであるなら、
相手には降りてほしくありませんし、SLPな相手のレンジにはAが多くあり、
負けているのであればポットを大きくしたくありません。

プラン

多くのプレイヤーはこのようなボードでは反射的にCBを打ってしまう、というミスを犯しがちです。
ベットすることにより、KKをブラフに変えることになってしまい、CBにコールするのはAxと
セットだけです。ですから、ここでベットすれば自分が負けているかどうかはわかり、のちの
ストリートではポットにお金をつぎ込まずにすみますが、しかし、このような情報を得るために
ベットをするということは、意味のないことです。

プランとしては、こちらに負けているハンドから1ストリート、もしくは2ストリートでバリューを
取る
ことを考えましょう。
そのためにも、ここではチェックビハインドです。
考えてみてください。もし相手が99のようなハンドを持っていて、我々がフロップをチェックすれば、
「ヒーローはAを持っていないようだ。ならこの99がベストハンドだな」と考えてくれるかもしれません。
また、QJを持っているような相手がフリーカードを得て、セカンドベストペアを作るかもしれません。
ターンでベットされたらコールできるし、相手はターンでチェックコールするかもしれません。

相手のどちらかがAを持っているというのも普通にあることですし、
もし、相手がターンとリバーでベットしてきて、相手がAを持っていることを確信したなら、
リバーでフォールドするのもよいでしょう。
あなたがターンをコールしたことによって、相手のミディアムペアの足が止まるということは
しばしば起こります。相手は少し考えなおし、結局ヒーローがAを持っていると疑うこともあるでしょう。
これは、あなたが1ベットをコールするだけでショウダウンまで行けるということを意味します。

あなたはプリフロップではビッグポットを取るという夢を描いたかもしれませんが、
悪いフロップが落ちた状況では、そのプランを買えなければなりません。
ショウダウンに上手くたどり着き小さいポットを取ることを目指し、大きいポットを
失わないようにしましょう。

ベットサイズ

フロップではCBを打ちません。ターンでは小さいサイズが適切でしょう。
よくありがちな状況ですから、気をつけるようにしましょう。
ドライボードでIPのKKは、チェックビハインドすべきです。


プリフロップ AsQs
aqs
ヒーローはUTG+1からオープンし、セミLAGのCOにコールされた。ブラインドはフォールド。

フロップ KsQd8c
KQ8

ヒーローのハンドの強さ

KKの例と同じように、あなたのハンドはフロップでマージナルなSDVを持っています。
しかしこのセカンドペアはKKの例よりも発展性があります。ただ、あなたはOOPです。

フロップテクスチャ

かなりドライなフロップです。JTはOESDになりますが、まあまあのドローというだけです。
COのセミLAGは、ポケットペアやスーテッドコネクタを持っていることが考えられます。
そして、ヒーローのオーバーペアをクラックしたり、セミブラフレイズでフロートしたり
することを狙ってフロップを見に来たのでしょう。もしあなたがフロップでCBを打たなければ、
相手はそのようなプレイは出来ません。

CBを打つ理由/打たない理由

ヘッズアップのポットで、相手はフォールドができるプレイヤーです。
しかし、我々はOOPで、マージナルなSDVがあるハンドを持っています。
ここでポットを取ることを狙ってCBを打つこともできますが、もしこちらが
勝っているのであれば、バリューを最大限引き出せるプレイとはいえません。
もちろんこのセカンドペアでトリプルバレルを打ちたいわけではありませんし、
レイズされてこちらのエクイティを捨てることになるのは、一番望ましくないことです。

プラン

ここではチェックし、ポットサイズをコントロールしましょう。
そして負けているハンドからバリューを取れることを狙いましょう。

チェックすることにより、我々のハンドはJJ/TTがAとQの落ちたフロップで
チェックフォールドしようとしているように読まれるかもしれません。
セミLAGのプレイヤーであれば、広いレンジでチェックに対してBMCBを打ってくるでしょうし、
そのレンジの多くは我々のセカンドペアトップキッカーに負けているでしょう。
OOPで中程度の強さのハンドを持っているときは、チェックして相手のブラフを誘い、
コールする
ことを狙いましょう。
ターンで明確に我々のスケアになるようなカードは殆ど無い、ということに留意しましょう。

我々は悪くともセカンドペアは持っているわけで、これが2ペアやトリップスに発展するかもしれないし、
いくつかのバックドアドローを拾うかもしれません。
もし相手がチェックビハインドしたら、相手は77や98sのようなハンドかもしれません。
その場合はバリューのためにディレイCBを打ちましょう。
もし相手がフロップでベットし、ターンでダブルバレルを打ってきた場合、
ハンドが発展したのでなければ、相手がTP以上を持っていることを信用し、フォールドします。

ベットサイズ

CBはチェックコール。相手がチェックビハインドした場合、ターンのベットは小さくてよいでしょう。


プリフロップ AdJd
AdJd
ヒーローはMP1からオープンし、ルースパッシブなCOが、TAGのBU、ニットなBBがコールしました。

フロップ Th7s6s
T76

ヒーローのハンドの強さ

2オーバーだけでドローはありません。かなり弱いハンドです。
特にマルチウェイではひどいものです。

フロップテクスチャ

3枚のカードがかなりコネクトしていて、非常にウェットなフロップです。
相手の誰かにストレートが完成していてもおかしくないし、他にも、
ペア、セット、ツーペア、いろいろなドローが存在します。

フォールドエクイティ

かなり低いです。ここでCBを打っても全員を降ろすことはほぼ不可能でしょう。
3人のうち最低でも1人はコールするだろうし、レイズされる危険もあります。

CBを打つ理由

なし。

CBを打たない理由

マルチウェイポットで相手にポジションがあります。
その内の1人はコーリングステーション気味で、ペアやドローは降りないでしょう。

プラン


チェックフォールド。クリーンアウツは殆ど無いに等しく、
すでにドローイングデッドになっているかもしれません。


以上の記事について注意して欲しいのは、
CBを打つべきでないスポットも紹介したことです。

ボードがとてもウェットで、マルチウェイであり、ヒーローがOOPであるようなスポットです。
この記事を読んで、皆さんが機械的にほとんどのフロップでCBを打つことをやめ、
長期的に利益を出せるようにCBを使いこなすことを望んでいます。
多くの状況で、別途すべきか迷うスポットは、ベットしたほうがいいかもしれません。
「わからなければ、とりあえずベット」という格言はほんとうに正しいかはわかりませんが、
ことCBに関しては、これは悪くはないアドバイスです。
基本的に、CBを打ちたくない要因が無いのであれば、CBを打つべきです。
結局のところ、適切なCB頻度というものは50~75%程度なわけですから、打たないよりは
打つほうが正解である確率は高いのです。

今後の記事では、ターンやリバーのプレイについてのアドバイスも書くつもりです。
しかし、次回の記事はより一般的なものになります。
2NLプレイヤーが犯しがちなミスについて書きたいと思います。
あなたが記事に書かれたのと同じようなミスを犯している事に気づけば、
リークを修正できるようなものについて書きたいと思います。

元記事
The ABC of 2NL, part 15: The ABC of Continuation Betting, part C: Example Situations.
https://www.pokerschoolonline.com/blogs/ArtySmokesPS/the-abc-of-2nl-part-15-the-abc-of-continuation-betting-part-c-example-situations

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