CBetting the Flop at the Micros (Modern Evolution)

今までのこのブログの記事で、フロップCBについてあまり細かくは書けていませんでした。
また、マイクロステークス・スモールステークスでのCBの理論は近年確実に発展してきています。
5,6年前には、(ハンドに関係なく)プリフロップレイズの後に頻繁にフロップCBを打つことがとても利益的でした。
これは、人々がプリフロップでもポストフロップでも極度にタイトであることが良いプレイである、
という考えに偏っていたためです。

そして近年、少なくとも「考えて打っている」10NL+のプレイヤーには、この揺り戻しが来ています。
これにより、あなたがCBを打ちすぎているということに気づいた勝ち組のREGが存在し、彼らはそれに
エクスプロイトするために一歩先へ進んでいるでしょう。
ここで重要なのは、低いステークスでのほとんどのREGや、またそれ以上のステークスでも、
レクリエーショナルプレイヤーに対しては、高い頻度でCBを打つことは依然有効であるということです。

では、今日の上手いREGに対して、フロップのプレイをどうやって再アジャストすべきでしょうか?

アクションから推測されるな


今日のマイクロステークス、スモールステークスにおける上手いREGは、もしあなたが80%以上の頻度で
CBを打っている場合、あなたからいくらでもお金を引き出すことができます。
彼らはIPではフロートし、ターンであなたがチェックしたらベットしてきます。もしくは単純に、
フロップかターンでレイズしてきます。もし彼らがOOPであれば、フロップでx/rするか、フロップを
コールしてターンでリードベットするか、x/rをしてきます。彼らは、CB頻度が高過ぎる相手は
この種のラインを取れば、反撃できるハンドを持っていないことが多いので、頻繁にフォールドさせる
ことができるということを知っています。

このようなプレイに抵抗するためには、我々のフロップでのチェックコールレンジを広くする必要が
あります。これは、プリフロップレイザーである場合にも、IPでもOOPでもフロップをチェックする
レンジを作るということです。しかしながら、これはチェックして諦めるというわけではありません。
これは特にOOPの場合に、ポジションの不利を緩和するために、IPの時よりも広くする必要があります。

実戦では、私はIPでのチェックビハインドやOOPでのx/c、x/rを幅広いハンドでミックスしています。
これは、フロップのシチュエーションでの私のハンドレンジのバランスをとるためです。
あなたがフロップで積極的にチェックするレンジを作れば(エアハンド以外でもチェックする)、
あなたに対して相手がプレイするのは更に難しくなるでしょう。
何故なら、相手はフロートやx/rをしたくても、あなたが反撃してくるかもしれないという脅威に
直面するようになるからです。

誤解しないでください。上手いプレイヤーに対しても、多くの場合、CBを頻繁に打つべきでしょう。
我々はプリフロップでレイズしているわけで、結局のところそれは概ね適切なハンドでプレイを
しているということです。そして多くの場合、それをフロップのベットでフォローアップするのは
利益的な行為です。逆に言えば、特にOOPでは、完全なエアは多くの場合ギブアップしたいということです。

真にこれが意味するところは、CBに熱狂していたかつての時代にはほとんど存在しなかった、
第3のレンジ(チェックした上でプレイを継続する)を作るということです。
2014年現在、80%+でCBを打ち、フロートされたり反撃された場合に諦めるというプレイは、
多くの上手いREG、特に25NL以上の場合には通用しません。
我々は相手に対して、フロップでのチェックは白旗を揚げる事と同義でない、ということを
わからせる必要があります。実際、それは相手にとって危険なことです。
それがどういうプレイか、いくつかの例を見て行きましょう。

例1(フルリング)

TAG Villain: 15/12/3, fold to flop CBet 56%, raise flop CBet 33%

Hero opens from MP+1 with A♥5♥
Villain calls from the BTN

The flop comes:
Q♥7♣3♦

Hero???


多くの人が、このようなブロードウェイ1枚でレインボーなドライなボードで、相手が一人では、
「スタンダードな」CBを打つと思います。しかし、相手がどういうプレイヤーであるかを考えてください。
我々の相手は、FtoFCBは56%とそこまで降りないREGです。そして彼は33%と、かなり高い頻度で
フロップをレイズしてきます。

また、これは私が著作の"Modern Small Stakes"で繰り返し言っていることですが、我々は状況に
対応する必要があります。我々は、なぜこのような上手いREGがプリフロップのこのスポットで
フラットコールしてきたのかを考えなければなりません。
彼は我々がMP+1で、ワイドにオープンしていることを知っています。上手いREGはここでは単に
ライト3Betを打ってくるでしょう。彼がコールしたのは、レンジのバランスをとるためと、
我々に4Betされたくないためでしょう。

しかしさらに重要なのは、フロップ後にポジションの有利さを活かしてポットを取れる、ということでしょう。
もし逆の立場なら私もそのようなプレイをします。
ですからこの状況(我々のレンジが広く、ポジションがない)を考慮して、相手がここでフロートや
レイズしてくることがおおいにあると予想すべきです。我々はここではどう対応すればいいでしょうか?

そう、先ほど書いたように、ここではワイドなチェック/継続レンジを作ることが有効です。
盲目的にCBを打ってフロートやレイズされるよりも、x/rしてはどうでしょうか?また、x/cして
ターンでリードベットしたり、x/rするのはどうでしょうか?これにより逆に相手にプレッシャーを
与えることができます。そして実際、このようなドライなボードでは、それに対抗できるようなハンドを
持っていないことがほとんどです。

もしあなたがこのようなラインを適切な頻度で取ることができれば、相手は次にIPフロートできる
様な機会でも、再考しなければならなくなります。また注意して欲しいのは、ここでは我々は、
x/fレンジも同時に持つべきだし、伝統的なCBを打つレンジも持つべきだということです。
しかし、このようなスポットで積極的に面倒なプレイをしてくるREGに対しては、プレイの傾向を
変えることを恐れてはなりません。

また重要なのは、あなたがナッツを持っている時にもまた、同じラインを取るということです。
ドロー、ミドルペア、完全なエアハンドでもバランスをとるべきでしょう。

ヒーローは…


50%でx/rかx/c、25%でCB、25%でx/f。


例2(6max)

TAG Villain: 22/19/3, fold to flop CBet 52%, raise flop CBet 35%

Villain opens from the CO
Hero 3Bets from the BTN with Q♠Q♣
Villain calls

The flop comes:
5♥5♦J♠

Villain checks
Hero???

我々はIPで、おそらく現状ではベストハンド。ここは、相手の自分に対してのプレイを難しくする
ために、チェックレンジ作るスポットでしょう。チェックバックすることによって、ターンやリバーで
相手がアグレッシブにプレイしてくる可能性が高まります。また、我々が時にこのようなハンドを
チェックするということを知らせることによって、我々がベットした際にx/rするかを考えなおさせる
ことにもなります。

これとは逆に、マイクロやスモールステークスでの弱いREGであれば、この状況では機械的にCBを打ち、
完全なエアハンドではチェックビハインドします。これでは相手は何を持っているかにかかわらず、
ターンやリバーでリードすることによりポットを取ることができるため、かなりエクスプロイトされて
しまうプレイになります。また、CBのレンジもAハイやミドルペアなどが含まれていて弱いため、
フロップでチェックコールされ、ターンでリードを打たれたりx/rされることにより、フォールドさせられて
しまいます。

考えて打っているREGに対しては、このようなスポットで我々のレンジのバランスをとることにより、
エクスプロイトされることを避ける事ができます。我々は相手を混乱させ、明確に成功するプレイラインを
与えないことができます。これが上手いREGに対して我々が対抗する手段なのです。


ヒーローは…

33%でチェックビハインド、67%でCBを打つ。

まとめ

ここでの議論が、あなたがREGに対して抵抗するために有用であることを願います。
プレイのバランスをとるということがその答えです。また、特にフロップでは、
チェック/継続レンジを広く持つ(特にOOP)ことがそれで、それによりあなたのアクションが
相手から白か黒かではっきりとはわからなくなります。

これらの戦術が2NL-5NL、さらには10NLでも、殆どの相手には必要ではないということも言いたいです。
これらのステークスでのREGは、ほとんどが初心者で、自分のハンドの強さ以上のことを考えて
いないプレイヤーがほとんどです。また25NL-100NLであっても、多くの下手なプレイヤーに対しては
この種のバランシングの考えはそれほど重要ではありません。これらの考えは、マイクロの最上位のREGや、超多面はせずに相手にどうエクスプロイトするかを考えて打っている、小数の相手にだけ適用すれば
いいものです。

また、複雑には考えすぎないでほしいです。わかりやすいプレイというのが、
今日でもマイクロやスモールステークス殆どの場合では正しい決断なのです。

(※ 例2の記述にヒーローのポジション関係でミスがあったようで、
コメントで指摘されて修正したようですが直っていない部分もあるっぽく、一応微修正しましたが
若干記述がおかしいかもしれません。。。これは原文でも同じです。注意。)


元記事 CBetting the Flop at the Micros (Modern Evolution)
http://www.blackrain79.com/2014/08/cbetting-flop-at-micros-modern-evolution.html

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